ケンブリッジルール

サッカーのこと

選手の移籍はどんなときにおきるのか?

なんとなーく見覚えのあった選手が前見たときと違うユニフォームを着ている。
なんてことありませんでしたか?

それは、選手が移籍したからです。

どんなときに移籍が起こるのか説明したいと思うんですが、その前に選手がほかのクラブに移籍するまでの流れを説明します。

 

①クラブを運営している人と監督が選手の獲得、放出を判断する。

まず、クラブを運営してる人と監督が現在の戦力、将来のプラン、予算を考慮し、どの選手を獲得し、どの選手を放出したいか考えます。

 

②獲得したい選手と所属しているクラブへオファーを出す。

選手の獲得意思があることを選手、クラブへ伝えます。

 

③選手の所属クラブが交渉を認めた場合、選手とオファーを出したクラブで交渉を行う。

ヨーロッパの場合は各リーグの前リーグ日程終了後から8月31日までが移籍の交渉を行える期間です。(ヨーロッパのリーグは夏終わりにリーグが始まり、年をまたいで、5月ぐらいにリーグが終わる。)

④交渉可能期間内に契約がまとまれば、移籍が決まる。

選手がオファーを出したクラブと待遇など契約面で合意ができれば晴れて移籍することができます。

 

ざっくりとした流れはこんな感じです。

 

じゃあなんで移籍が行われるかということなんですけど、

①選手がステップアップをしたい場合。

今よりもっとレベルの高いクラブでプレーをしたい。実力を磨いて世界的な名選手になりたいとプロの選手なら誰でも考えます。世界中のプロ選手がメッシみたいになれるように、うまい選手がたくさん活躍しているヨーロッパのクラブを目指すことになります。

②選手が出場機会を求める場合。

レベルの高いクラブで活躍することはプロ選手なら誰もが望むところですが、所属クラブでのレギュラー争いが厳しい時は必ずしも試合に出られる訳ではありません。試合に出ないと活躍を見てもらえませんので、活躍できる場所を求めて移籍をする場合もあります。

③監督が戦力として欲しい or 戦力として考えていないので放出する場合

監督はチームが勝つように戦略を考える訳ですが、監督の戦略に必要な選手を獲得し、必要ない選手を放出します。

クラブ内で選手が個人的にいいプレーをするのは大切ですが、監督の方針によって活躍ができることもあれば、活躍できない場合もあります。

④クラブ側の経営判断で獲得or放出する場合。

クラブが経営状況を考慮し選手の移籍、放出を判断することがあります。

日本だと、セレッソ大阪フォルランを獲得しましたが、一流選手が来ることで集客が見込めると判断し、獲得したケースがあります。

また、選手が活躍し、移籍することで移籍金(選手が契約を結んでいたら、契約を破棄することになりますが、多くは違約金が発生します。違約金を獲得するクラブが払うことが多いので、これを移籍金と呼びます。)が多く発生する場合はクラブに多額の収入が見込めるので、放出を行ったりします。

 

上記のような動機から選手の移籍が発生する訳ですが、最初に移籍の流れを説明しました通り、クラブと契約をしている以上、選手の意思も尊重されますが、仮に本人が移籍を飲んでいても、クラブが認めない場合は移籍することができないのが原則です。

 

ヨーロッパ各国ではこれから相次いでリーグが終了します。選手が多く移籍しますが、日本人選手のこれからの動向が気になります。